百四十の限界を超えて

関ジャニ∞ヲタクの自己満語り

あえてファン目線で関ジャニ∞新アルバム『ジャム』レビュー

「ジャニヲタじゃ無い俺が」「ロックファンの僕が」「男が」「関ジャニ∞を聞いてこなかった私が」聞いたジャムレビューが結構広まっているので、あえてファン目線でレビューしてみようと思う。というかそれしかできないのだけど、いつもは「ちょっと客観的に見てみようか」なんて考えてしまうので、思いっきりファンの立場から書いてみよう…という個人企画。関ジャニ∞を知らないでレビューしてる方にも見てほしい。

 

関ジャニ∞/ジャム JAM

まずパッケージから。文句なし。サブカル女狙いました的なフルーツの可愛いデザイン。全体的に統一感がある。昨今の関ジャニ∞のワザとダサくしてみました感は排除された様子。

今回はビジュアルジャムといって、メンバーそれぞれがアーティストとジャム(コラボ)した写真があり、その楽曲の歌詞カードにその曲で目立つメンバーや、タイアップ、作曲をしたメンバーが割り振られている。実はFC動画で撮影風景が公開されているので、見たい人はFCに入ってください。
そしてファンなのに見逃していた情報なのだが、メンバーのコラボ写真7曲分以外にも著名アーティストたちが関ジャニ∞や楽曲をイメージした絵や写真が使われている。これがまた個性的でかなり面白い。どこかで見たセンスのあの人の絵だったり、ツイッターで有名なあの人だったり。どうも公式で名前が書かれていない様子なのでリストにすると…。

豪華…!ラスト二組は初回Aと初回Bのみ。通常盤と初回では写真のバージョンが違うほか、初回は本当に「カード」になっていて、一枚一枚飾りたい、いやむしろインスタにアップしてオシャレを気取りたい感じになっている。(アップしてはだめだ)

ここから曲レビュー

M1 罪と夏

このあいだ久々にテレビ披露をしたら、ライブを経て初期披露やCDより上手くなっていた罪夏。「関ジャニ∞あるある」の一つだ。CD以外ではいつの間にか合いの手が入る仕様に進化を遂げているので、久しぶりにジックリ聞くと一周まわって新鮮感がある。
もう散々言われているがこの曲の素晴らしさは関ジャニ∞の浮かれポンチのイケイケ感と楽しい音数の多さ、「真夏の俺らは罪・罪・罪なのさ!」「今、君の八月の全てくれないか?」というキラーワードだ。でも片思い曲なのも、らしい。

M2 今

関ジャニ∞を現代のクレージーキャッツだと考えていると以前関ジャムで話していたakira niseさんの提供曲。振付はそれを意識したものになった様子。ちなみに本人の意思なのかアミューズの売出しの方向性なのか、アミューズとジャニーズの関係性か、星野源ということは絶対の秘密である。個人的にここまで人気になる結構前、初期アルバムから聞いてるくらい好き。
なので聞いたときは「ああ星野源だな」と率直に私は感じたものの、「思ってたのと違って普通にアイドル曲だな?」という反応が多かったですね。 
音階が駆け上がるだけの単純なように聞こえて個性的なサビ、「夢の中から 水の底から 手を伸ばし君の掌つないだ」という歌詞に星野源の変態性を感じる。

ただやはり言及すべきは「編曲:菅野よう子であり、この曲をアイドルに仕上げたのは間違いなくこの方。ちょっと名曲『プラチナ』(坂本真綾)を思い出させるのでアイドル曲なのだけど、夕方アニメっぽいという感想も散見される。それは間違いなく菅野よう子感だと言いたい。
アニメの印象もあるが、彼女はSMAPの曲を多く手掛けている。SMAP関ジャニ∞はテイチクとビクターの関係から初期アルバムから少しスタッフが被っていたりするので、いつか曲を作ってくれるのでは?と予想はしていたが、想像していたときより星野源色が入ることによって渋さが混じった印象。
第一印象は実はそこまで華やかでは無いのだが、歌番組で何度も披露するにはこれぐらいでよかったと感じさせてくれた。リード曲にして、スルメ曲。

M3 DO NA I

蔦谷好位置さんの勝訴。
関ジャムでの蔦谷さんはわりと関ジャニ∞とよそよそしいというか、関ジャニ∞は蔦谷さんのことあまり知らないんです的スタンスで番組を構成しているので仕方ないのであるが04年発表の『永遠(ツキノミチ)』(というほぼ渋谷ソロ曲。亀梨くんも歌詞違いを歌っている)や編曲ではデビューミニアルバム収録の『Eden』などからのお付き合い。
今回はダンス曲発注で、詳しいことは関ジャムアルバムSPを参照。
メンバーの声の特性を分かっているからこその、主役奪いあいの曲構成、そしてすばるソロの指定は大正解。いしわたり淳治の歌詞も楽しい。音作りがいつもと違うように聞こえるのはMixedが米津裕ニ郎(相対性理論)だからかも。

ちょっと∞カバー版『買い物ブギ』とか思い出したりも。

M4 なぐりガキBEAT

「破門」の疫病神をイメージした歌詞。これ良い曲なのでシングルそこそこ売れて、街中で今も流れているのが嬉しい。蔦谷さんも含めてagehasprings所属のチームが関ジャニ∞の曲を作ると一気におなじみの空気が出ている。

M5 夢への帰り道

BEGIN提供曲。
これ、名曲…!
BEGINさんこれ自分たちで歌わないで良いの!?
ひらがな歌詞から「てをふるなら ハグしてほしい」「孤独をピアノにかえて不安はギターにしよう」という歌詞がとてもロマンチック。

BEGINだけど関ジャニ∞らしいのは、編曲の大西省吾だったり、ブルースハープ渋谷すばるが演奏していたり、エイトお得意の情感たっぷり歌唱でしっかり物にしているところかと。「夢への帰り道」というタイトル、歌詞にもエイトを思わせる部分がある。
にしても名曲。既に歌番組で披露済でそれがまた良かったのだが、カバーでも広がって行くのはこの曲にとって理想的なのではないだろうか。名曲を世の中に送り出すのが国民的アイドルのお仕事とも言える。

 M6 えげつない

岡崎体育プロデュースの一曲。メンバーの悪口対決というテーマだが、仮唄が岡崎体育本人なのであろう。歌い方に癖がある(笑)
テンションの高い曲が続き「夢への帰り道」で落ち着き〆たあとでの第二部開始といった感じが、アルバムの中でアクセントになっている。
悪口は歌詞カードに載っていない。渋谷すばるはラジオで「別撮りなので今のところ陰口」と言っているが、多分この曲はライブで本人たちが歌詞を変えて披露することを前提として作られているのではないか。
ブログやNAVERを参照にして作られた歌詞ということで、ネタが少々古い(笑)ほぼ2010年以前のネタだ。もう人見知りはしない横山さんである。そしていつまでカレーとかつ丼を弄られる大倉とか。懐かしいので楽しいんだけど、ファンサのくだりは正直ファンでも分からないが、ファンサ神の安田章大に「渋谷錦戸見習え」と言わせているということは嫌味なんだろうか。
悪口度合ではやはりメンバー作詞の「∞o'clock」に軍配があがるが、この楽しいメロディーに載せてのパフォーマンスが楽しみの一曲。全員メンバーにずばずば言うメンバーなのでお互いを傷つけないようにしてほしい。

M7 パノラマ

メンバー自力の営業で勝ち取ったモンハン主題歌。
そういえば今回のアルバムは「今」くらいしかアイドルらしい曲が無かったので、良いアクセントになっている。
去年のツアー企画にもなっていたので「関ジャニ∞はこんなお仕事もしてます」感があって嫌いではない。(ちっさい子が一生懸命覚えて歌って踊っていたのが本当に可愛くて、ライブでは天使みたいで、印象に残っている)

M8 Naver Say Never

安田章大先生、今回この曲でコンペにだしてタイアップを勝ち取ったらしい。凄いなというか、やっとというか。
ファンにするとこの曲が一番関ジャニ∞らしさがあると思うのだが、どうだろう。編曲もおなじみ久米康高さんだ。
安田先生は曲幅が凄まじいのもあるが、どの曲もいつも自分の色があるのが素晴らしいと思う。今回はポップでかっこいい曲路線。キャッチ―な曲を作るのが得意な人だ。
歌割りも多分安田監修だが、この人は「渋谷&錦戸」ボーカルが関ジャニ∞の武器だと思っているのではないだろかと感じることが多い。今回もそれに漏れず。自分のとこのメンバーに振るわけだから、歌いづらい無茶ブリも豊富で曲自体がかなり面白い。難所の高音ハモリは自分で歌うからこそ作れるもの。

ここでメンバー曲が入る構成が、今回のアルバムで重要なんだと感じる。

M9 侍唄

思えばこの曲から「ジャム」が始まったのではないか。
レキシのファンになり、曲を作ってくれと頼みに行った錦戸亮プロデュース曲だ。(『パズル』で斎藤和義に同じことをしている)

じっくり聞くと本当にいい曲で、関ジャニ∞が「おかえり」を京セラで歌うのがまた良いんだよなぁ。ライブ映像と共にどうぞ。

M10 S.E.V.E.N 転び E.I.G.H.T 起き

ユニコーン提供曲。
バンド曲は準備期間が居るので、制作中、舞台3本を抱えていたメンバーたちにとって「今」がリード曲になるのは必然的であったかもしれないが、もし時間があったならこの曲がリード曲になっていた気がする。
横山村上のコールで構成されてるのがユニークでいて新鮮だし、メイン部分は渋谷錦戸、ハモリ隊と鉄板感がある。
完全にユニコーンが作ったなと分かるような曲なのだが、「世界に飛び出せ」「日本の未来へ」「エイトのビートで」など込められたメッセージが関ジャニ∞に強く印象させられる。関ジャムで曲作りを見ているので、同じように作ったのかな?と気になるところ。

完全に関ジャニ∞の曲になっている。楽しい。

M11 NOROSHI

こんなかっこいいのシングルでやっていいの!と初めて聞いたときは興奮したなぁ。テレビ披露がどれももれなくかっこよくて、めちゃくちゃ盛り上がる曲に既に成長している曲。今回1年以上あけただけあり、シングルが強いアルバムだ。

ちなみにこの曲は2016年の非公式だが大規模になっているジャニーズ楽曲大賞1位にも輝いている。

M12 青春のすべて

MVちらっと見たときは地味?と思ったけど、ちゃんと見たら1年かけて撮っていて、四季を感じさせるのがきれいで良かった!あの大雪で大変だった札幌ドーム公演のときに撮影したせいで、あんなに雪が積もっているらしいw
いきものがかり水野良樹さん作曲。ここまではしゃいできた感があるアルバムで、初回ではラストの曲となるこれは「大人」を感じさせている。そういえば全員30オーバーの大人の男でしたね。
世間的にイメージは無いだろうけど、こういう鬱々としたのは関ジャニ∞の得意とするところなので、顔を歪めて必死に歌うのが想像できます。鬱々とした中のメロディーラインがきれいです。

M13 生きろ

ここから通常盤曲。渋谷すばる作詞作曲編曲。
多分「ああこういう曲を作る人っぽいな」というイメージままかもしれない。ただファンとしてこういう曲を聞いたのは、もう何年振りと懐かしい。すばる楽曲でメンバー全員での純粋なバンド曲が収録されるのも初めて?(フラフラ時代以来かな。収録されたのはONEとか)
渋谷こだわりのメンバー演奏のバンドサウンドをライブの立ち位置で響かせているので、イヤホン必須。アリーナの特等席で聞いている気分が味わえる。
「生きろ」というタイトルに反して内容は押しつけがましくなく爽やかにポップで「生きて」というメッセージになっている。本人の経験もあるかもしれないが、なんにせよトップアイドルが「何もなくたっていいから やりたい事なんて」「誰でもないあなたを生きて」と歌うのはガツンと来るものがあるのだ。

にしても渋谷すばるは自作曲では自分を抑えがち。こういうとこ、彼らしいですね。

M14 JAM LADY

ここまで真面目に来たし「Naver Say Never」とてもいいのに。安田章大先生は、やはりぶっ飛んでいる。
良い意味でアルバムらしい曲。アルバムにしか収録できない。
「ジャム」をタイトルに入れなければいけないと勘違いしていたなどとおっしゃっているが、別にその「jam」につなげろとは誰も言ってないはずだ。流石東スポにエイト1のモテ男と言われた人である。アイドルイメージを捨てていないかと本人が後悔してても凄く楽しい曲で、もうファンは楽しんでいるので遅いです。スタッフも今作に入れて正解だよ。
昨今名曲ばかりで忘れそうになっていたが、この人は『Eightopop!!!!!!!』や迷曲『夜な夜なヨーNIGHT』の作曲者だった。でもそのニ曲と比べると確実にステップアップしているのが分かる。
歌詞の意味を考えたら終わりな気がするけど、これは「メンバー」が「ファン」を誘惑してアレするって内容だと思います。ライブ曲。
横山村上の本人恥ずかしいであろう鉄板の台詞を言わせていたり、個性的な感じをメンバーがしっかり歌いこなしていて、渋谷錦戸大倉丸山の色気の使い方が最適。関ジャニ∞の全てを理解している人の曲。彼に印税を。

M15 Traffic

錦戸亮作曲編曲。オシャレでカッコいい曲を作らせたらこの人。ハイセンスでありスターなのに一般人目線が入るのが彼らしい。
洋楽の影響があると思うが文字つめこみ感が毎回ある。それが良いんだよなぁ。錦戸曲は音作りに拘るので毎回イヤホン推奨。でもこれは首都高で車の中で聞きたいですね。
錦戸歌詞はちょっと妄想入ってる場合が多い印象があるけれど、今回は関ジャニ∞の心情を想定しているのが本気度を感じる。『Tokyo holic』とはちょっと違う前向き感が良い。
ここまで個性的なアルバムをしめるのにふさわしい、パッケージみたいにオシャレで強い曲。

初回A収録 ノスタルジア

今までないユニットを探したら鉄板の年上3人:年下4人曲が無かった気づき。この曲は自称「エイトのカミセン」丸山安田錦戸大倉の曲。なんですが…
こないだの関ジャムアルバムSPを振り返りたい。実はこの曲、DO NA I制作に出てきたデモ1「夢の続き(仮)」なんです!蔦谷好位置曲、無駄にしないメンバースタッフGJ。
歌詞は田中秀典さん。この方もagehasprings。今気づいた。もうアルバム『PUZZLE』からの付き合いなので、ある程度メンバーの歴史や個性を知ってくれて4人にあてられた歌詞だろう。
年下4人ということで期待通りハモリ曲に仕上がっている。爽やかでいてエモい。歌詞にも曲にも4人の繊細さがでている。
アルバムを3枚取り込んだとき、次のAnswerの前にこの曲を聞くと良い。

初回B収録 Answer

自称「カミセンと同世代だけどエイトのトニセン」横山渋谷村上のユニット曲。そもそも今回のユニット分けは大倉さんがこの3人のパフォーマンスが見たいということで決まっている。このユニット決めの様子は初回A収録。
「生きろ」とは一転、渋谷がハマっているDTMを使った(多分808とか)80年代を彷彿させるような明るくポップな曲調だ。
同学年の年長3人(巷では三馬鹿と呼ばれている by丸山)は「同世代に届けたい」ということをテーマにして、渋谷が日々作っていた曲を横山村上に渡し、三人がイメージした言葉を羅列。渋谷がまとめて編曲した形なのだが、はたして同世代にこんな言葉が書ける大人が居るんだろうか。
三人とも似たようなことを書いたらしく、それがきっと採用されているのだろう。
結果的に、関ジャニ∞ファンを涙させる曲になっている。
渋谷が拘った横山村上の高音オチサビも良い。この二人にこの高さギリギリのメロディーを渡すのは、多分この世に「二人に楽はさせねぇぞ」という渋谷すばるぐらいである。ラジオで今回歌ってない、今回ちょっと歌ってると毎回騒いでいた「ヨコヒナ」も昨今そうは言えなくなってきている。
先に書いたように、自作曲では自分を抑える渋谷だが今回はこの二人の高音を受け止める役目が綺麗に収まっている。
にしても歌詞だろう。
ノスタルジア』で年下組が「進んで迷って立ち止まる時 君の声が道標になる 連れてって 連れてって 夜明けの向こうへ」と歌うのに対し、年上組が「進むべき道のため 靴を汚して街に出る 自己に塗れて 淀んだ時間 そこから次のステージへ」と歌うのは関ジャニ∞ファンが聞くと説得力がある。

年下の弟達に連れてって、と頼まれて連れて行くのが年上のお兄ちゃんズ。これが昔から関ジャニ∞の大きなところの関係性だろう。 
聞くファンの感情を揺さぶっていく名曲だ。
ちなみにトニセン(V6)とか言いつつ関ジャニ∞の少年隊でもあるため、指パッチンから始まるのも面白いので是非聞いてほしい。
それにしてもこの三人はシングルのときからよく三人で歌わされているのだが、改めて声の混じりが良い。すばるの声に二人が隠されるわけでもないのだ。運命共同体だ。

  

 


全体的にアーティストの個性が強く、いつもよりこってり感があるアルバムなのだが(あっさりはしていないと言う良い意味で)関ジャムを初めてから演奏技術、歌唱技術が向上したことでしっかり乗りこなしていた印象だ。少し前なんかも結構楽曲提供を受けていたが、アーティストに負ける曲もあったのだ。それが今回は一切ない。
もしかしたら関ジャムで共演して「関ジャニ∞」と「アーティスト」の相思相愛関係があったからできたことなのかもしれない。
その中でメンバーの歌声の使い方が上手かったのは、どれもメンバー楽曲だったということも特筆しておきたい。

特典もすばらしい。初回A初回B本当に楽しかった。パッケージホントに可愛いな!
しかしこれは、やはり買った人のお楽しみということで。ただ見たらファンになるぞ!と忠告しておきたい。

以上、名盤『ジャム』もっと売れろレビューでした。

 

次はコンセプトアルバムかカップリングがいいよ。ジャム強い。

リニューアル後のジャニ勉の問題点はなんだろう。

アルバム絶賛待機中。

 

ここからは主観です。そもそも客観的に見るっていうのは現実的にありえない言葉でありブログやすべての記事がデータ以外は記者の主観であり云々…(以下こんな感じでめんどくさい部分を出します)

 

関ジャムの評判が良くなるに比例してどん底まで評判が落ちているのがリニューアル後の関ジャニ∞のジャニ勉だと思う。

関ジャニ∞を推す、という内容のリニューアル理由だった気がするのだが、どうもなにかはき違えているようだ。
確かに関ジャニ∞のコーナーや持ちトークは増えたのだが、面白さは圧倒的リニューアル前なのである。
問題点は多くあるのだが、セットや衣装については内容が改善されたら違和感はなくなるのかもしれない。

まず内容だ。何事も中身から。
メンバーの頑固道(頑固道とかいうのが古いジャニ勉から引っ張ってきた企画であるので、リニューアル感があまりないのだが)。これ、関ジャニ∞が毎週頑固な話を持ってこなくてはいけないので、そのうち内容が無くなると思う。関ジャニ∞のメンバーがそんなに言うほど頑固ならこの世界生き残ってないし…今は鉄板ネタで攻めているのでメンバーのトークは上々なのだが、問題はそこに突っ込むVTR映像の面白くなさだ。色んな場所で試してきた受けるネタに素人がチャチャを入れる。そのチャチャも「関ジャニ∞はそういうけど~本当は~」というマジレスの形だ。正論が面白い場合とそうでない場合があり、確実に後者になっている。ここがリニューアル後のこの番組の大きな違いではないか。
いわゆる「月曜からほにゃらら」を意識したメンバーいじりなのだ。
間違いないく、ジャニ勉を好きだったファンたちはそういう弄りはジャニ勉にはしてほしくなかった。そしてほにゃららから夜ふかしより弄り方が雑で面白くない。まったく。
勝手にメンバーに対してイメージをつける言葉を並べて、笑えば終わる話にマジレスをして、頑固なのは番組製作者側になっている。

ここに素人VTR(ワイプ小さ目)が入るから、地獄絵図である。まさか2017年になり仕分けで養われたワイプ技術を復活させなくてはいけないとは。素人さんもどこかの番組でこすったような人たちだし、月曜からほにゃらら以上に出てくるディレクターはすべっている。

関西ジュニアのVTRは素人では無いので見れるが、番組コンセプトの「頑固」に引っ張られて癒しにもならない店に行かされ無理くり「頑固だなぁ」と言わされているので、なんだか関ジャニ∞ファンとして勝手に申し訳なくなる始末なのだ。

ゲストに関しては何故か二人体制になったが、もともとジャニ勉は二人ゲストのときは滑り気味だたので、一人にしたほうが良いと思う。二組もゲストを呼んでおいてあの素人VTRを見せるのはどうかとおもう。というか関ジャニ∞全員を揃えておいてあの素人VTRで番組を埋めるのは本当にどうかしてると思う。なんのためにわざわざ関西で収録しているのか…。

ロケは、このままでいい。ただVTRで先回り紹介とか本当にやめてほしい。何度も言うけどリニューアル後のVTRは全滑りしているし、リニューアル前のVTRもつまらない確率が9割だった。

今のジャニ勉。なにか物凄い既視感を感じるのでリニューアルからずっとぼんやり考えていたのだが、やっとわかった。
2017年のジャニ勉は、2007年のジャニ勉にそっくりなのだ。
2016年あたりまでのジャニ勉は満足度が高い作りだったが、もともとジャニ勉は2009年あたりまでは微妙な番組だった。メンバーもスタッフもどう話していいか、どう編集すればいいか、というのが分かって居なかったので、つまらないものだった。2010年2011年あたりでなにが変わったのかというと、メンバーである。番組はマイナーチェンジするものの、ほとんど変わらなかったが、メンバー全員が騒がしくなった。慣れたのではなく、意図的なものだったと感じている。なぜならこの頃の関ジャニ∞はジャニ勉だけではなく、他の番組でも上手く立ち回れるようになっていたからだし、自分たちはもっと人気者になるんだという強い意志を感じれていた。

さて2017年になって関ジャニ∞からそれが失われたのか、というとどうも違う。人気になりたい気持ちはあの頃より全体として増していると思う。それが今のジャニ勉のメンバー(とゲスト)のトーク自体は面白いという結果だし、面白くなれたのは間違いなく今までのジャニ勉のおかげなのである。

では視聴者が居なくなったから苦し紛れのリニューアルで迷走状態なのか…というとこれも違うように思う。セットは前よりお金かかっていそうだし、VTR増えまくりだし、ゲストが1組増えているので別に大幅に制作費が減ってもいないのだろう。リニューアル時の番組概要などの話を聞いても、「関ジャニ∞の人気と年齢を考えて」的なものに感じる(年齢を考えたのはセットの見た目だけだと思うが)。

じゃあどうすればいいのか、というと番組内で散々「好評」だとアピールしているラストの指差しコーナーにあると思うのだ。
ジャニ勉は何故面白いと言われていたのか、あのコーナーに大体詰まっている。むしろあのコーナーでしか発揮できなくなったのだが…。

関ジャニ∞がローカルで自由にしているのが無茶苦茶で面白い」

というものではなかっただろうか。
ゲームをしてもルール通りにしないことが多かったし、運動をさせてもサボるやつが居たし、罰ゲームを拒否するものも居た。食事をさせても食べない人も居たし、まずいうまい自由に言っていたし、メンバーも自由に歩き回っていた。とにかく、自由だったのだ。台本なんて無いと公言していたように、進行以外カンペを見るメンバーすら居なかったし、そもそもカンペすら出ていなかったように思う。それができることが、関ジャニ∞とスタッフの信頼部分にも思えていたのだが…今は違う。進行があり、VTRが話の流れを切るように入り込むので、ゲストとトークが盛り上がってもぶつ切りにされる。とくに話題が広がらないVTRで盛り上げろと言われても、別の話題に流れるしかない。束縛されたゴールデン番組のような番組構成になっているし、その質も悪い。

何故こういうことを書いているかというと、関ジャニ∞の良いところをKOROしたくてやっている番組とは思えないからだ。それがさっきも書いた通り、関ジャニ∞とジャニ勉の信頼関係である。例えばこれが○テレだったりテレASAだったりすると、「また素材を殺されてる。心中はやめてくれ」と思うのだが、関テレがそんなことしたくてしているわけではないと信じたいのだ。

最初にも書いたが主観の意見である。今のジャニ勉の評判が良いものが多い…と思うのなら無視しても構わないのだが、少しでも評判を良くしたいと思うのなら徹底的に以前のジャニ勉を見るべきである。

これが、第一回目から今までのジャニ勉を全部見ているある一人のファンの、昨今のジャニ勉の感想だ。

『Black of night』が秘める関ジャニ∞の可能性

NOROSHIのカップリング曲『Black of night』が1/22の関ジャムで披露されることになりました。
今年に入り関ジャニ∞の曲を披露していく方針になったのでしょうか。
にしても、この曲か!この曲をテレビでやらせてもらえるのか!


関ジャニ∞の『ブリュレ』はジャニヲタ界隈ではわりと有名だと思います。(屋良パイセン振付の)
しかしブリュレは地上波でやるような扱いではなく、アルバム曲です。アルバム曲では結構ライブなどで踊ってますね。
遡れば『マーメイド』とか『Cool magic city』とか少クラでやる機会もあった気がしますが、関ジャニ∞』=『踊らない』というイメージはバンドスタイルが浸透しだして以降広まってしまったように思います。

そんなイメージを打破するためか、あえて陣営が前面に押し出してこない「かっこよくダンスする関ジャニ∞」を「今の関ジャニ∞に必要だ」と考え完全プロデュースしたのがメンバーの安田章大さんです。

この曲は作詞作曲、そしてMVプロデュースから振付プロデュースまでを彼が手がけています。

NOROSHIを買っていただければMVは見ることが出来ます。超、かっこいい。

しかし動画を貼ることが出来ないので(事務所のケチ)歌詞を解体したいとおもいます。

歌詞

Black of night - 関ジャニ∞ - 歌詞 : 歌ネット

一見「かっこいいダンス曲の歌詞」「推理ものドラマのタイアップ歌詞なのかな?」に見えるかもしれませんが、歌詞をじっくり見ていくと確かに『関ジャニ∞のための曲』になっているのです。
例えば

一体ここはどこなんだろう?
どこまで来たんだろう?

これは関ジャニ∞の創世記(いつまで?)によく出ていたワードだと思えます。
みんな大好き「BJ」の歌詞

http://j-lyric.net/artist/a04ab16/l00ca38.html には

風に吹かれて僕ら
どこへ向かっているのかな

という歌詞が出てきます。
このイメージはもしかしたら、人とは違うことをすることに拘ってきた関ジャニ∞の気持ちかもしれないし、ファンの気持ちなのではないかと思うのです。

いつからか元の世界見失った 僕たちは
永遠に出られない 暗闇のラビリンス

関ジャニ∞のイメージを知らない人にとって「?」に見えるかもしれないけど、彼らは確かにあがいてあがいてここまでやってきて、手に入れてきたものと、逆に置いてきたものがあるグループに思えます。
これももしかしたらジャニーズアイドルイメージを置いてきた彼らが迷い込んだ迷宮という意味なのかもしれない。
ちょっとダークな印象になりすぎますが、そこに「永遠に出られないラビリンス」と言うことで「∞(メビウスの輪)」の意味になる言葉を持ってきてるセンスがとても良いです。

 

これを書いている内にこの曲が非公式ジャニーズ楽曲大賞で6位に入りました。
NOROSHIは1位です。おめでとうございます。

 

閑話休題

以上のことからこの歌詞が関ジャニ∞のことを指し示したものだという推論に至ったのですが、だとするとこの歌詞に込められた想いはなんなのでしょう。
先に「今の関ジャニ∞に必要だと思った」安田章大さんの曲だと書きましたが、それが全てなのではないでしょうか。
今まで関ジャニ∞を語る曲は、結構バラード系のバンド曲に収録されていたように思います。
しかしあえて「関ジャニ∞のかっこいい曲」として「関ジャニ∞を語る曲」にプロデュースしたのでは?

ただひとり 立ち止まると
かなたへ 消えてしまう

メンバー全員が個人で必死で走るようになり、ぼんやりしていると置いてかれるようなイメージを語るメンバーを時折見かけます。彼らは同じグループのメンバーであり、そしてライバルなのです。
『Black of night』という言葉に隠れる関ジャニ∞の本心とは?
以前根暗な関ジャニ∞という記事を書いたのですが(苦笑)

zakki8s.hatenablog.com


彼らは明るさの裏側に色んなものを抱えている。
ある種そういう部分に繋がっていくのかな?とも思うのです。

行き着く先は何もないのか

彼らが目指すところ、目指す先にはなにがあるんだろうか?
去年まで関ジャニ∞がぶつかっていた壁だったように思えます。なにかツアーで見えたのかもしれません(2016年ツアー楽しかったなー!)が、これからも進み続ける限り、彼らが目の当たりにする壁なのかもしれない。
結局この「歌詞」にはその答えはないのです。でも、曲を聞いてパフォーマンスを見てください。
この曲は関ジャニ∞のその壁のドアを開く鍵になりえるのかもしれない。
そういう期待を安田章大大先生が、この曲に込めたのではないでしょうか。


とにもかくにも、聞いて見てください。関ジャムが楽しみだなぁ。

 

途中書いた楽曲大賞で結構ランク上位に「ふわふわポムポム」が入っていたのですが
私にはあの歌詞を解析する能力は持ち合わせていません。
ぜひNOROSHIを買って、ふわふわポムポムと合わせて聞いてみてください。

前回の記事について

私はインフィニティ・レコーズに希望を感じているし

テイチク・インペリアルレコードに感謝を感じている。

 

その上で書いたものであり、すべてを批判しているわけではない。
過去が良かったと思ってる人の多くは過去を知らないし、
それが悪いこととは言わないけど、だから過去が良かったなんて思ってはいけない。

実際、あ○ちくと呼ばれた前レコード会社(メンバーに)

いろんなムカつくこともあったし、それでも成長していくエイトを応援したくて、いろいろ意見言ったり文句言ったりしてた。すべてはエイトを応援したいがためである。

インフィニティも、今度のNOROSHIの詳細を見たらいろいろ可能性が広がったと、やっと思える。すぐには体制は出来ないだろうと思っていたけれど、ここにきてやっと。(移籍して地方でも何度もCMが流れるようになったんだよね。それも嬉しい)

 

ただなにかと文句つけて愛もなく応援する態度もなく、悪口言ってCDも買わないテレビも見ない人と、同じではない。

それだけは宣言しておきます。